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REPORT

2018.03.05

個性的なデザインが人気の「波佐見焼」とは!?

上質な国産磁器として知られる長崎の波佐見焼。
モダンで個性的なデザインが取り入れられることも多く、オシャレで使いやすい磁器として近年人気を集めています。
自由で美しい模様が特徴の波佐見焼ですが、実は江戸時代から日本で有名だったことをご存知でしょうか?

使いやすい日常の食器

「波佐見焼」は、長崎県の波佐見町でつくられている磁器のことです。
生産地が近い伊万里町や有田町から出荷されることが多かったため、かつては「伊万里焼」や「有田焼」の1種として販売されていました。

 

 

近年は生産地の分別が進み、「波佐見焼」という名称で一般的に流通していて、透けるような磁器の美しさと、染め付けに深い味わいがあるのが波佐見焼の魅力。

 

日用食器としても全国で高いシェアを誇り、「使いやすい日常の食器」として多くの人たちから親しまれ続けています。
自覚はないと思いますが、食器棚にもきっと波佐見焼の器が一つくらいあるはずです。



 

400年以上続く伝統工芸

波佐見焼は400年以上前の安土桃山時代から続く伝統工芸のひとつでもあります。
波佐見焼が全国に大きく普及するきっかけとなったのが、「くらわんか碗」と呼ばれる日常食器の生産でした。
丈夫で壊れにくく、かつ手軽に入手することができた波佐見焼の「くらわんか碗」は、江戸時代の庶民間で大流行し、日本の食文化及び食器文化を代表する食器となりました。

 

 

現在でも波佐見焼は給食用や家庭用などの日用食器をコンセプトに生産が続けられており、生産地の波佐見町では定着しています。


 

時代に合わせたものづくり

ひとつの形に縛られることなく、時代に合わせたものづくりができるのも波佐見焼の特徴のひとつです。

生産の多くは分業制によるもので、職人同士が競い合うのではなく、町全体が協力し合うことで高い品質と生産力を維持しています。

 

近年では女性向けの食器や北欧デザインに特化したブランドなども数多く立ち上げられ、若い世代からも高い人気を集めるようになりました。

 

どれだけ伝統があっても、古くからのデザインや手法を継承しているだけでは、若い人間から指示は得られません。


 

まとめ

その個性的で使いやすいデザインが人気を集めている波佐見焼。
毎日の食事を鮮やかに彩ってくれること間違いなしです。食器・器にこだわる人間は少ないと思いますが、料理の味なども器によって随分と実は左右されてくるのではないでしょうか。



 


この記事のライター:大田 滉貴(おおた ひろき)

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